こんにちは!たくする保育マネージャーのまえだです。6歳男の子と3歳女の子の二児の母です。このコラムでは「たくする」が行っている出張託児事業の魅力についてお話したいと思います。少しでも興味を持っていただけましたら嬉しいです。
私たち「たくする」では、高品質なサービスを提供できるように、こだわりの木のおもちゃをたくさん揃えています。
それは、「少しの時間だけれど、子どもたちに豊かな遊びの時間を提供したい」という想いがあるためです。
たくさんの遊びの中で子どもたちはそれぞれいろんなことを学びとっています。でもその「学び」は、私たち大人が日常で当たり前のように理解して過ごしている些細なものだったりします。
大人からすると当然のことでも、子どもからすると大きな発見であり喜びであったり。
たとえ託児という限られた時間でも、子どもにとって遊びの中で「学び」を見つけられる時間になれば嬉しく思います。
前回のコラムで木のおもちゃ遊びは「決まりがなく自由」だというお話をさせていただきました。
おもちゃでどう遊ぶかは遊ぶ子ども自身が決めることであって、子ども一人一人の自由な発想にゆだねられます。遊び方に「決まり」はありませんが、実は遊びの中で「規則性」を学ぶことが出来るそうなのです。
今回はその「規則性」について触れてみたいと思います。
「規則性」という言葉を聞くととても硬いイメージを持つかもしれませんが、日常の中では当たり前のように大人はその「規則性」を使っています。
「右・左」
「大きい・小さい」
「多い・少ない」
「物が落ちる・落ちない」
などなどたくさん。
小さな子どもは物の大小の差も分からないですよね。我が家の長男が1歳の時に、小さな箱に大きなボールを入れようとして入らず泣いてしまうことがありました。
その光景を見ながら私は「大きなボールが入らないのは当然。見ればわかるでしょ。」と思いながら見ていたのですが、1歳の我が子は「大きいものは小さいものに入らない」ということを知らなかったのでしょうね。
「入らない」という経験こそが学びになって、「どうして入らないのだろう」と考えるきっかけになります。
そして「どうすれば入るかな」といろんな方法を試すようになっていきます。
そのうち長男は「小さいものに大きいものを入れる」ということをしなくなっていました。
「最近そういえば入らなくて泣くことが減ったな」ぐらいにしか、当時の私は思っていなかったのですが、長男は大きな発見に触れて学んでいた時間だったようです。
何度も試行錯誤した結果、「大きい・小さい」「入る・入らない」の規則性を理解したのでしょうね。
では、なぜ木のおもちゃで「規則性」を学ぶことができるのか?
たくするで用意している木のおもちゃには、「規則性」をおしえてくれる様々な仕組みが隠れています。
遊んでいるうちにたくさんの気づきになるような仕組みです。
木のおもちゃの「仕組み」については次回にまた続きを書きたいと思います。では、また覗きに来てくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!